転職活動の失敗例について

吸収合併を機に転職を

転職活動の失敗例について 思いもかけないことが起こるもので、ある日、勤めている会社の買収が決まったという話をもらいました。同業種の他企業に吸収合併されるというわけです。世の中的にはこの手の話は特段めずらしいわけではないでしょうが、まさか自分の身に起こるとは想像もしていませんでした。確かに会社の業績自体は下り坂でしたので、今にして思えばある程度予測はできたのかもしれません。

吸収合併にあたって、社員に対してはそのまま新しい会社に移行するか退社をするかの選択肢が示されました。ですのでそのまま新しい会社へ移ることも考えたのですが、けっきょく退社をしたうえで転職をすることにしました。どこか負い目を感じながら仕事をするのが嫌だったわけです。それにしても転職の準備期間が短かっただけに、人生の中でもっともストレスを感じた時期だったかもしれません。最終的にはどうにか転職先も決まりましたが、仕事を探すうえで突発的なきっかけほど大変なものはないと感じました。

現状の仕事には満足しています。当時の同僚と話をする機会がありますが、吸収されてそのまま移った同僚もそれなりに満足しているようです。どちらの道がよかったのかどうかは分かりませんが、初めての転職がこういうかたちになったことに、あらためて何が起こるか分からないものだと感じています。


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